当会では「職人学校」と「関西建設技能者会」を設立することになり、平成19年2月19日に大阪市内のホテルで報告会を開催しました。

 職人学校は卓越した技能を伝承し、優秀な技能者を育成するのが目的で、当面は1級土木、建築施工管理検定の対策講座に絞り、4月1日から開講します。技能者会は1級技能士など高度な技能をもつ職人の会で、職人学校との両輪で運営していきます。

 報告会では、まず北浦会長が「いま職人の数はどんどん減っている。このピンチは考え方ひとつでチャンスに変わる。先行き不透明な時代だが、行動を起こせば必ず先は見えてくる。このチャンスを逃すことなく、着実にものにしていただきたい」とあいさつ。

 厚生労働省職業安定局建設・港湾対策室の荒牧英雄室長、国土交通省総合政策局建設振興課労働資材対策室の岡哲生室長から来賓あいさつがあり、引き続き京都大学大学院・古阪秀三助教授、ポリテクセンター滋賀短期大学・杉本誠一教授が就業機会確保事業、職人学校、技能者会の概要などについて説明しました。


ニュースTOPへ