あいさつする北浦会長
 (社)大阪府建団連と建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連)の平成23年新年互礼会は1月11日午前、大阪・リーガロイヤルホテルで開かれました。
 開会にあたり、北浦年一会長は「今年は厳しいながらも少しは良くなる予感がある。昨年は近畿整備局が初めて総合評価方式の中で1級技能士の評価を行うことになった。これは先人達の悲願であり、その決断に心から感謝している。建団連の事業では環境問題に関連して、左官の伝統工法である『たたき』を応用した土系舗装を開発した。また、リフォーム関係でもいろいろな研究を行った。これらの事業は我々の意識を変革する上でも有意義な取り組みであったと思う。建設業の原点は現場にあり、職人の技能・技術こそが原点である。職人の生活が安定しないことには建設業界に明るさは来ない。それを肝に銘じて様々な道を考え、今の時代に合った経営を進めていただきたい」と年頭のあいさつを述べました。
 続いて、来賓の上総周平国交省近畿地方整備局長、小河保之大阪府副知事、平岡博大阪市都市整備局長、森本晴夫大阪建設業協会副会長らから祝辞がありました。
 酒井豊大阪府議会議員の発声で乾杯。なごやかに歓談したあと、北平省三副会長の閉会の辞で締めくくりました。


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