大阪府建団連と建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連)の平成25年新年互例会は1月9日午前、大阪市内のホテルで開かれました。
まず北浦年一会長は「今年は大阪府建団連の設立50周年という節目の年に当たる。過去を振り返ると、高度成長期の後のバブル崩壊後、新築工事が減り続けた反面、業者の数は減らず今日の苦境を招いた。今後は復興需要や公共工事の増加が見込まれるが、職人不足が懸念される。国が『建設産業の再生と発展のための方策2011』および『2012』でこの問題を正面から取り上げ、職人の社会保険の未加入対策などを進めている。こうした施策により、職人の処遇を改善し、職人が生活できる賃金を確保していただきたい。国と建設業界が協力し、建設業が健全に発展することを願っている」と年頭のあいさつを述べました。
来賓の谷本光司近畿地方整備局長、小河保之大阪府副知事、蔦田守弘大阪建設業協会会長が祝辞を述べたあと、酒井豊大阪府議会議員の発声で乾杯し、歓談しました。 |