大阪府建団連(北浦年一会長)と建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連、北浦年一会長)の共催による平成28年新年互例会は1月12日午前、シティプラザ大阪で開かれました。
主催両団体を代表して北浦年一会長は「かつて大阪万博の頃に職人不足が起きたが、50年を経過して今は時代背景が反対になった。かつては右肩上がりの中で、いまは先行きの見えない中での職人不足である。技術は向上しても、職人の処遇は50年前から逆に退行した。国は社会保険未加入対策に力を入れているが、末端まで浸透していない。法定福利費を別枠にするのは、ゼネコンを始め、総論では皆さんが賛成している。ところが、各論になると前に進まない。今は専門工事業にとって絶好のチャンスととらえ、勇気を持って進んでほしい」と年頭のあいさつを述べました。
このあと、来賓の佐藤章衆議院議員、竹内廣行大阪府副知事、山田邦博近畿地方整備局長、奥村太加典大阪建設業協会会長、顧問の中山泰秀衆議院議員、樋口尚也衆議院議員、北野たえこ大阪市会議員が祝辞を述べました。
次いで褒章・叙勲受章者らを紹介し受章者を代表して川原貞儀・川原塗装店会長があいさつ。古阪秀三京都大学教授の発声で乾杯し、歓談しました
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