大阪府建団連と建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連)の新年互礼会は1月11日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で開かれました。
開会にあたり、山本正憲会長は「この互例会は3年ぶりになる。我々を取り巻く環境は、すでに始まったCCUS制度、今年10月から始まるインボイス制度、来年4月からは改定36協定の実施など、どんどん変化している。時代に対応したスキルの向上が求められるが、モノづくりの原点は人づくりである。人が人を育て、技術・技能を伝承していくことが基本で、建設文化の一端を担う職人に今一度スポットを当て、投資していただきたい」と年頭のあいさつを述べまた。
来賓祝辞では、斉藤鉄夫国交相から「建設業は給与が良く、休暇が取れ、希望が持てる、新3Kの魅力的な産業になるようCCUSの普及、活用などの取り組みを促進していく」とのビデオメッセージがありました。
渡辺学近畿地方整備局局長は「建設資材の高騰が続いており、適正な価格で発注するよう、国だけでなく、自治体、民間企業にも周知していきたい。再来年には大阪・関西万博も控えており、インフラ整備、まちづくりを通して、大阪と近畿が元気を取り戻して日本の経済再生をリードし、明るい将来に向けて皆で力を合わせていきたい」と述べました。
吉村洋文大阪府知事(財部祐介住宅建築局局長代読)、錢高久善大阪建設業協会会長(田中好秀総合企画委員会委員長代読)、伊藤孝江参議院議員、および出席議員から祝辞があり、各種表彰受賞者の紹介のあと、太田房江参議院議員の発声で乾杯しました。
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