当会と大阪建設専門業安全協力会連合会の共催による建設業物故者第43回追弔法要は11月1日、遺族、官公庁、元請各社、会員組合員ら230人が出席して、東本願寺・難波別院(南御堂)で営まれました。
安全協力会連合会会長による開会の辞、読経、遺族焼香のあと、北浦年一会長が立ち「今年新たな31柱が加わり、3177柱の御霊を合祀するにあたり、謹んで哀悼の言葉を捧げたい。建設産業は、依然として極めて厳しい状況が続く中、とりわけわれわれ建設専門工事業者にとりましては、極限の経営を強いられている。しかしながら建設産業は、わが国を支える重要な産業であることを認識し、優秀な建設技能者の不足が顕著に表れている中、技能者の生活の安定と人材の育成、品質と生産性の向上および石綿による社会的環境問題など、多くの課題に建設業界全体が挙げて解決に努力し、これからの建設業界の明るい未来を築きたい。また、最近の死亡災害は日々の努力も報われず発生しており、今まで以上に安全管理体制の充実強化を図り、安心して安全に働けるよう業界を挙げて努力することが最も大切な使命である。今まで以上に安全管理に対する意識を高め、安心して安全に働ける職場環境づくりを進めることをここに改めて決意する」と述べ、安全への誓いを新たにしました。
続いて知事、市長、大阪労働局長、大阪建設業協会会長から追悼の言葉が述べられ、そのあと全員で焼香しました。 |