大阪府建団連と大阪建設専門業安全協力会連合会の共催による建設業物故者第50回追弔法要が10月30日午後2時から、東本願寺・難波別院(南御堂)でしめやかに営まれました。
 会場には遺族、会員組合員、建設業関係者、官公庁来賓らが参列。大阪建設専門業安全協力会連合会・渡辺睦翁会長が開会の辞を述べたあと、北浦年一大阪府建団連会長は「本法要は建設産業に従事し、不慮の事故により亡くなった御霊を合祀するもので、ここに謹んで哀悼の意を表します。昨年、建設産業戦略会議が『建設産業の再生と発展のための方策2011』を発表し、今年はそれに続いて『2012』が出され、職人の処遇改善のための社会保険未加入対策などが提言されました。一方で専門工事業者の現状は新規入職者の減少、職人離れが止まらず、次世代が技能を継承いくために、建設業全体での真摯(しんし)な取り組みが求められています。また今まで以上に安全対策の充実、強化を図り、労働災害の絶滅を期して、安心して働ける職場環境の確立に努めることをお誓いします」と追弔の言葉を述べました。
 このあと、知事、市長、大阪労働局長、大阪建設業協会会長(各代理)からあいさつがあり、全員で焼香しました。



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