大阪府建団連と建専連西日本ブロック会、関西職人一歩の会は1月26日午後、シティプラザ大阪で、合同意見交換会を開きました。
 北浦年一大阪府建団連・近畿建専連会長のあいさつのあと、まず古阪秀三京都大学教授が「建設業に係る最近の諸問題と人材確保・育成」について基調講演を行いました。
 次に、平田研一近畿地方整備局建政部建設産業調整官が「差し迫った建設業界の具体的課題を如何に克服するか」と題して、人材確保・育成に関する国土交通省の施策と今後の展開を説明しました。
 続いて「いかに連携をして人材確保・育成を図るか」のテーマで古阪教授をコーディネーターにパネルディスカッションを行いました。パネリストは平田研一調整官、松本和也大林組建築事業部工事第一部長、西村博之竹中工務店大阪支店調達部長、山本正憲近畿建設躯体工業協同組合理事長、岩田正吾関西鉄筋工業協同組合理事長、桝谷祐之大阪府左官工業組合副理事長、岡本征夫近畿建設躯体工業協同組合理事、竹林正浩大阪府塗装工業協同組合副理事長。
 パネルディスカッションでは、各元請企業や建設団体としての取り組みについて意見を交換し、最後に北浦会長が「職人の処遇改善と社会保険加入促進のため、法定福利費の100%確保」を提言し、各団体が連携して行動していくことを確認しました。


ニュースTOPへ