建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連、北浦年一会長)は今年設立10周年を迎え、これを記念して平成26年11月21日、シティプラザ大阪で、記念セミナーと祝賀会を開きました。
開会にあたり、北浦会長は「当会設立後10年が経ち、時代は大きく変化しているが、これからさらに変わることが予想される。行政も専門工事業に目を向けて、公共工事設計労務単価を見直すなど積極的なご支援をいただいている。業界の現状は我々にも大きな責任があるが、個々の企業の力は小さくても組織としてまとまれば大きな力になる。この10周年を契機にさらに一致団結して頑張りたい」とあいさつしました。
次に才賀清二郎建設産業専門団体連合会会長は「本会が設立された根本は、建設業で働く人が大同団結して、お互いの意見を出し合うことにある。全国に10の地区建専連があるが、それぞれ整備局と意見交換をして地区の問題点を検討している。業界を取り巻く問題は山積しているが、我々が声を上げていくことにより、発注者や施主にもご理解いただける。この会が20年、30年と続くようにご協力いただきたい」と祝辞を述べました。
続いて、茂原博近畿地方整備局建政部建設産業課長が「専門工事業の現状と課題」、望月利英近畿建設躯体工業協同組合事務局長が「建設業の社会保険加入の進め方」のテーマで講演しました。
このあと別室に移り、記念祝賀会を開催。北浦会長のあいさつのあと、来賓の植田剛史近畿地方整備局建政部長、才賀会長、各地区連合会会長らが祝辞を述べ、内山聖連合会副会長の発声で乾杯しました。 |