建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連、北浦年一会長)の平成21年度総会が4月22日、建団連会館で開かれました。
 冒頭、北浦会長は「経営環境は非常に厳しいが、このような時代こそ自らの足元を良く見て、コンパクトな経営に徹するべきである。それには良い職人を持つことが基本である。日本建設業団体連合会では『建設技能者の人材確保と育成に関する提言』を発表したが、その中で、職人の年収を600万円に引き上げるという目標を掲げた。これがパフォーマンスに終わらないよう注目していきたい。一方、景気対策として公共事業が期待されているが、各組合からの声を、具体的な要望としてまとめたい」とあいさつしました。
 議事に移り、平成20年度事業報告、同決算報告、平成21年度事業計画、同予算案を可決承認しました。
 事業計画では、昨年に引き続き行政との意見交換会や研修会などを開催するほか、専門工事業の現状を理解いただくための情報発信を行っていきます。

 また、任期満了による役員改選では、新役員を次の通り選任しました。
【会長】
北浦年一(近畿建設躯体工業協同組合名誉理事長)

【副会長】
北平省三(社団法人日本左官業組合連合会近畿ブロック会代表)
吉田茂穂(社団法人全国建設室内工事業協会関西支部会長)
前田実男(近畿建設インテリア事業協同組合理事長)

【理事】
平野好昭(社団法人全国道路標識・標示業協会関西支部長)
本間茂(福井県建設専門工事業団体連合会会長)
若林成和(関西圧接業協同組合理事長)
山本正憲(近畿建設躯体工業協同組合理事長)
田伏健一(大阪府塗装工業協同組合理事長)
大井豊司(全国鐵構工業協会近畿支部長)

【監事】
中村勝義(近畿マスチック事業協同組合理事)
別所宏昭(社団法人日本塗装工業会大阪府支部長)


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