北浦年一会長
 建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連、北浦年一会長)の平成24年度総会は4月20日、大阪・建団連会館で開かれました。

 開会にあたり、北浦会長は「非常に難しい時代が来ているが、我々にとって一番問題になっているのは職人の3保険への加入である。5年後には製造業並みの加入率が目標であるが、5年後ではなく、いま先手を打たないと職人が確保できず、仕事ができなくなる。今年は50年以上変わらなかった業界に大変化が起こると確信している。業界に残れるのは少数精鋭で品質の良い工事を提供できる会社だけだと思う。これからはコンパクトな経営を心掛けていただきたい。組合も同様で、会員の皆さんは情報をよくキャッチして組合員に発信してほしい」とあいさつしました。

 議事では平成23年度事業報告・同決算報告、24年度事業計画・同予算案を承認しました。事業計画では「保険未加入問題」に対して必要な提案を積極的に行うほか、昨年度に引き続き専門家による研究会「建設専門工事業未来再生研究会」を推進します。


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