建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連、北浦年一会長)の平成25年度総会は4月25日、大阪・建団連会館で開かれました。
冒頭、北浦会長は「先日、西日本ブロックの会合で『専門工事業者も我々団体もこのままでは生き延びられない』という結論に達した。発注者や元請けとともに対策に取り組まないといけないが、キーポイントを握っているのは一次下請けだと思う。この機を逃せば将来建設業は立ち行かなくなるという危機感を持っている。次の時代につながるものを残すのが我々の使命であり、難しい時代だが、一致団結してぜひとも前向きに取り組んでいただきたい」とあいさつしました。
議事では平成24年度事業報告・同決算報告、25年度事業計画・同予算案を承認しました。事業計画では社会保険未加入問題を始め専門工事業にかかわる諸課題克服のための対応策を検討するとともに、関係官庁・団体との連携強化、専門家による研究会「建設専門工事業未来再生研究会」などを推進していきます。
また、任期満了による役員改選では、次の新役員を選任しました。(新任は太字、他は再任)
【会長】北浦年一(近畿建設躯体工業協同組合名誉理事長)【副会長】吉田茂穂(全国建設室内工事業協会関西支部会長)▽前田実男(近畿建設インテリア事業協同組合理事長)▽山本正憲(近畿建設躯体工業協同組合理事長)【理事】平野好昭(全国道路標識・標示業協会関西支部長)▽田伏健一(大阪府塗装工業協同組合理事長)▽吉田勝二(福井県建設専門工事業団体連合会会長)▽坂上信明(日本造園建設業協会近畿総支部長)▽福田政昭(ダイヤモンド工事業協同組合近畿支部長)▽邑智保則(大阪府左官工業組合)【監事】中村勝義(近畿マスチック事業協同組合理事)▽山本順三(大阪建築工事金物協同組合理事長)
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