大阪府建団連の第62回通常総会は5月31日午後、エル・おおさかで開かれました。
開会にあたり、山本正憲会長は「顧みると、この会は昭和37年に発足以来、62年が経った。その間、オイルショックなど数々の苦難を乗り越えてきた。昨年10月からはインボイス制度が始まり、今年4月からは働き方改革に伴う時間外労働の規制が始まった。我々は短距離ランナーではなく、タスキをつなぐランナーであるべきで、事業を続けていくことが肝要である。それには次代を担う若者の確保が必須であり、建専連とも一体となって取り組んでいきたい」とあいさつしました。
議事では令和5年度事業報告・決算報告、公益目的支出計画実施報告書、令和6年度事業計画・予算を承認しました。
事業計画では、いわゆる2024年問題に関連した法制度等の施行を踏まえ、建設業を支える「建設業の担い手の確保・育成」や、技能の継承のための取り組みとして、建設技能労働者がキャリアアップを目指すための各種資格の取得のために「職人学校」を開設し、技能・技術の研修に一層の力を注ぎます。また、近年の自然災害による甚大な被害に対しする復旧等に建設業が果たす役割の重要性の観点から、大阪府と防災協定を締結しており、それに基づく「災害時における応援協力」の事業の推進に努めます。さらに、建設技能労働者の処遇改善や職人育成にかかる喫緊の諸課題について、関係行政機関等に積極的に提言してまいります。
任期満了による役員改選では、理事31人、監事3人を選出。総会終了後の理事会で、山本正憲会長を始め、次の通り新役員を選任しました。
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会 長 山本 正憲(近畿建設躯体工業協同組合)
副会長 田伏 健一(大阪府塗装工業協同組合)
副会長 岩田 正吾(関西鉄筋工業協同組合)
副会長 山岡 丈人(近畿建設躯体工業協同組合)
副会長 渡辺 睦翁(同上)
副会長 岡本 征夫(同上)
副会長 北谷 吉弘(大阪府左官工業組合)
副会長 渡邉 寛明(同上)
常任理事 大西 正樹(大阪建築工事金物協同組合)
常任理事 宮澤 健一(近畿外壁仕上業協同組合)
常任理事 岸 繁樹(近畿生コンクリート圧送協同組合)
理 事 吉岡 隆一(近畿建設躯体工業協同組合)
理 事 中野 岳之(同上)
理 事 小泉 直久(同上)
理 事 中澤 哲夫(同上)
理 事 堀内 偉也(同上)
理 事 橋本 光夫(同上)
理 事 深阪 好孝(同上)
理 事 中川 六雄(関西鉄筋工業協同組合)
理 事 森山 直樹(同上)
理 事 中尾 隆義(大阪建築工事金物協同組合)
理 事 小掠 武志(大阪府塗装工業協同組合)
理 事 福田 康仁(同上)
理 事 川端 誠之(同上)
理 事 石田 英次(大阪府左官工業組合)
理 事 大関 憲二(同上)
理 事 佐藤 道章(同上)
理 事 礒邉 圭司(同上)
理 事 林田 渡(同上)
理 事 古阪 秀三((外部理事)
理 事 杉本 誠一(同上)
監 事 神保 暁(近畿外壁仕上業協同組合)
監 事 吉川 昌伸(大阪府左官工業組合)
監 事 森本 琢磨(外部監事) |