年頭のあいさつを述べる山本会長
 大阪府建団連と建設産業専門団体近畿地区連合会(近畿建専連)の新年互礼会は1月14日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で開かれました。
  中野洋昌国交相からのビデオメッセージが上映されたあと、山本会長は「ものづくりの原点は人づくりである。我々は人材を確保して育成することが一番の課題だが、昨今は担い手確保に苦労している。ぜひとも行政、元請、我々協力会社が一丸となって人づくりに尽力したい」とあいさつしました。
 来賓祝辞に移り、近畿地方整備局・長谷川朋弘局長は「建設業は社会資本の担い手であるとともに、災害時には最前線で国民の安全・安心を担う地域の守り手として、欠かすことができない存在である。建設業が持続的に役割りを果たしていくためには、建設企業が将来の事業展開を見通すことができる、安定的で持続的な予算の確保と担い手の確保が重要である。担い手確保には、第三次担い手3法が目的にしている働き方改革と処遇改善、さらに生産性向上に向けた取り組みを直轄工事で積極的に推進するとともに、民間発注者にも普及するよう働きかけをしっかり行ってもらいたい。今年開催される万博では、関西の魅力を世界に発信し、関西経済をさらに活性化させる起爆剤になるものと期待している」と述べました。
 大阪府知事(森岡武一副知事代読)、錢高久善大阪建設業協会会長、および出席議員から祝辞が述べられたあと、各種表彰受賞者を紹介。令和6年春の褒章で、黄綬褒章を受章した小掠武志氏(小掠塗装店社長、大阪府塗装工業協同組合理事長)が代表して謝辞を述べました。
 

祝辞を述べる長谷川局長

各種表彰受賞者を紹介


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